それでは、「プログラミング」とは、から理解していきましょう！
私たち人間社会では人に仕事を依頼するとき、その内容を説明したり指示をして相手に伝えます。
人間であれば、多少あいまいな表現でも受け側が考え、判断して作業をしてくれますが、コンピュータに仕事をさせるには、もっと具体的に直接的な命令をする必要があります。
そして、その命令はコンピュータが理解できる言葉でしか伝えることが出来ません。そもそも、コンピュータは、「0と1」（スイッチの「ON/OFF」）の組み合わせ（機械語）でしか理解できません。
しかし、人間がこの「0と1」で、コンピュータに命令をすることは、非常に困難であり、理解に苦しみます。そこで、コンピュータが理解できて、人間にも扱いやすい中間の言語としてプログラム言語が存在します。また、プログラミング言語はたくさんの種類が存在し、目的や環境によって、それぞれに適したものがあります。
つまり、プログラミング言語で、コンピュータに様々な組合わの命令を記述、目的の動作をさせることをプログラミングと言います。
プログラミングをすることで、コンピュータは正確に無駄なく、難しいことを何度でも同じように繰り返して、作業をしてくれます。人間には不可能な正確性、スピード、疲れ知らずの不眠不休で働いてくれるというわけです。
ただし、これらのことを実現する為には、人間がプログラミングを正しい手順で正確に、命令をする必要があります。誤ったプログラミングをするとバグと呼ばれる不具合が発生し、コンピュータは正しい動作をしてくれません。
したがって、プログラミングを作成したら、そのプログラムが正しく動作するかテストをする必要があります。
そして完成したプログラミングは、いまや人間社会のあらゆるところに存在して、目に見えないところで動いて我々の生活に役立っています。
初めての方は、プログラミングと聞くと、とても難しそうなイメージを想像して身構えてしまうと思います。しかし、まずはプログラミングに触れてみてください。
実は、いまどきのパソコンであれば、ソフトなど何もなくてもプログラミングを体験することが可能です。「Windows/Mac」ユーザのどちらの方でも体験可能なのが以下のプログラミング言語です。
・「JavaScript」（MAC/WINユーザ）
※JavaScriptは、基本Webページ上で動作するものなので、ホームページ作成言語（HTML/CSS）の知識も多少は必要なため、その分勉強量が多くなりますが、損はしないと思います。
・「JScript/VBScript」（WINユーザのみ）
※JScript/VBScriptは、Webページ上で動作もしますが、Windows上でも動作するので、言語の基本を体験するには、手軽ですし侮るなかれ十分仕事でも使われている言語です。
正しく、自分が思ったように動作したときは、とても嬉しいものです。プログラミングによるモノづくりの面白さを是非体験してください！